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Profile

新田 修平
Principal
京都大学経済学部卒業後、野村證券株式会社に入社。投資銀行部門にて、素材エネルギーセクターやテクノロジーセクターのM&Aアドバイザリー業務に従事し、大型の業界再編やクロスボーダー案件、地方企業の事業承継など多種多様な案件を担当。人事部にて新卒採用業務にも従事。2021年にThe University of Chicago Booth School of Business(MBA)をHonors degreeにて卒業。2022年よりDNX Capitalに参画。

Interview

  • 愚直に、真摯に ベンチャーキャピタルとしても次のステップへ
  • 日本の起業家の情熱を支えたい 愚直に信頼関係を築き上げる日々 野村證券の投資銀行部門で、大型の業界再編やクロスボーダー案件など、多様なM&Aディールに携わってきました。財務モデルを連日作り続けるタフな環境で培ったプロフェッショナリズムは、今の仕事の土台となっています。 DNXとの出会いは、MBA渡航前にたまたま参加したインターンシップ説明会でした。幸運にもDNXのインターンに呼んでいただき、そこで目の当たりにした起業家の情熱とそれを支えるVCの関係性に強く惹かれ、日本のスタートアップエコシステムに貢献したいという想いを胸にDNXの門を叩きました。 とはいえ、当時の私はスタートアップのことを何も知らない「新人」でした。前任者から引き継いだ投資先では見向きもされないことも多く、ミーティングにはある種の恐怖感と居心地の悪さを抱きながら臨んでいました。起業経験もスタートアップでの事業経験もないことは、今なお起業家の皆様に対する“後ろめたさ”として強くあります。 その中で常に心がけているのは、愚直にやれることをやり続けることです。自ら率先して投資先の資料や事業計画の作成に手を動かす、組織問題に踏み込む、大きなコーポレートアクションでは前職経験を活かしてFAとして関わる、外部の人間の中で誰よりもその投資先のことを考え続ける、こうした小さな積み重ねでしか、自分のようなバックグラウンドの人間が起業家の皆様から信頼を得ることはできないと考えています。
  • あえて険しい道を選ぶ起業家への 深いリスペクト 根底にあるのは、起業家への強いリスペクトです。 MBA時代に経験した起業プロジェクトで、実際に会社を登記し、アメリカのVCの前でピッチしたことがあります。結果は散々で、起業家の道の厳しさを痛感しました。ミッションを掲げ、仲間を集め、投資家から資金を調達し、事業を作り、組織を大きくしていく……。これだけ険しい道を選ぶ人を、心から尊敬しています。 起業家に向き合うとき、前職で培ったクライアントワークの精神が活きていると感じます。どのような価値提供ができそうか、これまでクライアントにしてきたように、「目の前の相手のために何ができるのか」を徹底的に考えています。そして時には、リスペクトはしつつも耳障りの悪いことでも言うべきことはしっかり伝え、真摯に向き合う。それこそが本質的な信頼につながると考えています。
  • 日本のVCをアセットクラスに そして投資先に再現性ある価値を LPに継続的なリターンを還元し、日本のベンチャーキャピタルをアセットクラスとして確立すること。そして投資先との信頼関係を築くこと。この二つを結びつけることが、私の目指すところです。 投資リターンはリスクと表裏一体です。変化の激しい現代においても、DNXはそのエントリーステージ、投資対象、投資スタイル等にブレがなく、首尾一貫しています。社内では、たまに“Classical”という言葉を使いますが、一時的なものに惑わされることなく、昔ながらの伝統的な投資プリンシプルや一貫性を大事にしている、そんなVCだと思います。この一貫性を言い換えると、我々は同質のリスクを取り続けているということだと思っています。その固定的で同質のリスクに対して継続的にリターンを生み出すことこそが再現性であり、アルファだと思っています。 我々はアーリーステージのB2Bソフトウェアに一貫して投資してきました。この領域が直面する共通の課題(同質のリスク)を幾度も目の当たりにし、その成功と失敗の事例、そこから得た知見や経験を蓄積しています。そこには再現性があると考えており、投資先に還元していくことがVCとしての責務だと考えています。 そこに加えて、自分自身のバックグラウンドを活かし、上場マーケット分析や投資先KPIベンチマーク分析を通じて、経営戦略に資する知見を提供することはもちろん、M&A支援、組織面でのハンズオン支援も積極的に取り組むことで、ファームのアルファに自分自身の色を重ねていきたいと考えています。

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