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Profile

井上 恵莉子
Marketing Associate
2011年、三井物産に入社。化学品セグメントにて、輸出に関わる貿易実務と営業支援業務に従事するかたわら、業務管理システムの内製化プロジェクトにも携わる。2025年6月よりDNX Capitalに参画。投資チームのサポートおよびマーケティング・PR業務を担う。

Interview

  • 経営者や投資チームの前進を支えて その先にある社会に貢献していく
  • 商社で学んだ仕事の進め方 自ら考えて貢献する感覚をつかむ 三井物産では、化学品セグメントのアンモニア硫黄事業部に配属されました。国内の石油製油所から発生する硫黄を計画的に船で受け取り、主に中国に届けて肥料や硫酸の原料として加工する。そのプロセスにおいて必要な貿易実務などのバックオフィス業務が、私の仕事の出発点でした。 仕事を教えてくれた、まったく異なるタイプの先輩に出会えたことが印象に残っています。「確実性を担保するための徹底した丁寧さ」を求める先輩と、「生産性を上げるための徹底した効率化」を追求する先輩です。 両極端とも言えるアプローチを現場で体験できたことは、今の自分の仕事の仕方にも深く影響していると感じています。チームとしてのゴールを考えて、どう動くか。そういった問いを立てることの重要性を、身をもって学びました。 また、それまで手作業で行っていた配船情報の入力を、自動化するプロジェクトにも携わりました。外部の開発者を招き、業務を洗い出し、担当者へのヒアリング内容をまとめながら新しい仕組みをつくりました。私に技術的な知識がなくても、コミュニケーションをもとに仮説を立て、主体的に動けるという手応えを感じたのはこのときです。アシスタントという立場でも、自ら考えチームに貢献できるという感覚が生まれました。
  • 投資チームの事務サポート その先にあるのは社会課題の解決 三井物産を離れた後、家族の帯同で6年間をドイツで過ごし、帰国後、同期だった上野さんがDNXとの縁をつないでくれました。 はじめは業務委託として関わり始めたのですが、携わってすぐ、組織の雰囲気に対していい意味で驚きました。DNXは一人ひとりが専門性を持つプロフェッショナルであるのに加え、互いを尊敬・尊重し合っている組織です。そして、たとえ困難な状況に陥っても明るさを失いません。そういった環境を目の当たりにして、改めて正社員としてお誘いいただいたときは「この組織で働きたい」と、迷わず決めました。 投資チームのサポート業務のひとつである外為申請などの実務は、三井物産時代の貿易実務と重なる部分もあります。ボールを取りこぼさず、丁寧に返し続けることが、フロントで活躍している投資チームの基盤をささえる。そういう意識で動いています。 振り返れば「誰かの役に立つ」ということが、キャリアのベースにあったと思います。三井物産を選んだのも、社会的なインパクトの大きさに惹かれたからでした。長男に発達特性があることもあり、彼が通う特別支援学校ではPTA副会長を二度務めました。困りごとや痛みの大きい場所だからこそ、自分の一つの行動が、保護者や学校、地域、そして子どもたちへの貢献へとまっすぐつながっていく。その手応えは、業界や社会の課題に本気で挑む人たちの世界とも、どこか深いところで通じています。DNXが投資するスタートアップも社会的意義の高い事業を手がける方々ばかりです。場所がどこであれ、誰かの役に立つことを社会貢献につなげていく——それが、私の変わらぬ原動力です。
  • 人間らしさが詰まった世界で モメンタムを後押ししたい 投資チームのサポートに加え、SNSやブログ記事など、マーケティング・PR業務にも携わっています。もともとフラワーアレンジメントやインテリアが好きなのですが、突き詰めれば、物事をどう見せ、誰に届けるかを考えて表現すること自体が、自分の好きなこと、そして性に合っていることなのだと気づきました。発信を通じて意識しているのは、DNX、そして投資先のモメンタムを後押しすることです。まだまだ学びの途中ですが、一つひとつの質の良い発信を通して、より多くの人に価値を届けていきたいと思っています。 「仲間を乗せ、落ちそうな飛行機を操縦しながら、なんとか次の飛行機に乗り換えていく」。これはアンドパッド創業者である稲田さんから聞いた言葉です。スタートアップの経営者は、それほどの覚悟を持って事業に向き合っているのだということが、ありありと伝わりました。 社会課題を解決することに本気の人たちの姿に心を動かされるたびに、DNXの業務を全うすることが、彼らの前進に少しでも寄与できているのだと感じます。ベンチャーキャピタルというと、お金や数字の世界というイメージが先行しがちです。でも実際は、挑戦と試練、志と覚悟、信頼と支え合い──血の通ったものすべてがそこにある世界です。まさに人間の営みが詰まったこの場所で、発信を通じて、DNXと、その先で挑戦する人たちの思いを外に届ける仕事ができていることを、光栄に思います。